事業所名 三菱電機システムサ−ビス樺部支社北陸支店                
                                                   策定年月日 平成13年5月

1.事業内容(特徴)
  当社は1962年創業以来、各種の三菱電機製品の修理と保守業務および自主事業としてのシステムエンジニアリング業務などを実施しています。
 これらの事業活動を行うに当たっては、電力、石油などのエネルギー資源の使用、化学物質の使用及び廃棄物の排出などにより地球環境に直接的・間接的に影響を与えています。
 このような認識を踏まえて1999年4月に環境方針を策定し地球環境保全への取組と活動を開始いたしました。
 修理保守事業を通じて電気製品の末永いご使用のお手伝いや近年急速に事業拡大している省エネ事業にも注力し、エネルギー管理士を配置し省エネに関する計測診断・提案・設計・施工・メンテナンスの一元化を図り電力エネルギ管理システム(電気量測定と把握)・電力監視制御装置・省エネ照明・空調・太陽光発電・動力制御・風量制御など多種多様の省エネ要望にも事業を拡大しています。
  このような活動が認められ2001年3月ISO14001の認証登録を受け環境保全に取り組んでいます。

2.事務・事業から排出される温室効果ガスの主な要因
(1) 電気・燃料使用によるCO2排出が全体の97%
   空調・照明がほとんどで 電気使用量381千KWH、重油6.6Kl(1999年)
(2) 自動車走行に伴うCO2排出が3%
   車両台数総数53台、年間走行距離1,116千kM(1999年)

3.温室効果ガスの削減目標(目標年度:2004年度、基準年度1999年度)
     二酸化炭素排出量を147.6 tから 132.8tにする。( 10%削減)
     (内訳)    電気使用量                       10%削減
              ガソリン、軽油(自動車燃料)使用量         2%削減

4.温室効果ガス削減に向けての主な対策
(1)電気使用量の削減対策
    @ 不要電力の節電(2000年より実施)
    A 使用電気機器のエコ機器化(2000年より順次導入)
    B 空調機温度設定による節電(2000年下期より実施:暖房20℃、冷房28℃)
    C 建物・設備の省エネ化(2001年計画建物断熱施工)
    D 電力監視制御による抑制(2001年よりデマンド監視順次設置)
    E 照明設備の省エネ化計画(2002年度より導入計画)
    F 空調設備の省エネ化計画(老朽品より順次)
    G 新エネルギーの導入化計画(2003年太陽光発電等による発電を計画)
(2)車両走行によるCO2排出削減対策
    @エコ運転の普及(2001年より普及指導)
    Aエコ車両の導入化(2001年より)
    B間接影響によるCO2排出削減(通勤車両によるCO2発生抑制2002年より)
(3)燃料(A重油:暖房)使用によるCO2排出削減対策
    @設定温度調節による燃料使用量削減(重油ボイラ−)

5.その他我が社の環境対策
 当社は修理・メンテナンスの事業内容から廃棄物の排出が環境問題の大半を占め、また電気使用、化学物質の使用や、更に修理という作業からはお客様ご使用のエアコンなどの空調機器・冷蔵庫からのフロンガス回収が環境問題として発生します。  したがって、環境方針には以下の2点を全社共通の環境問題として掲げ取組んでいます。
  (1) 電気使用量の削減と廃棄物の適正管理を推進
  (2) 化学物質の適正管理による環境影響の低減

  問い合わせ   三菱電機システムサ−ビス株式会社 中部支社 北陸支店
           担当:川幡(総務グループ)

          п@076−252−9500  FAX 076 −253−8026