事業所名 明和工業株式会社
策定年月日 2001年5月
1.事業内容(特徴)
公害防止、リサイクル関連のプラントや機器の開発・設計・製作・
施工・保守・販売。
主な製造品目
1.湿式、乾式集塵装置 4.籾殻膨脹軟化装置
2.農薬廃水処理装置 5.脱臭装置
3.食品残さ処理システム
2.事務・事業から排出される温室効果ガスの主な要因
1.事務所でのパソコン、電灯、エアコン等の電気使用
2.作業車両、移動車両による燃料
3.工場の生産設備、冷房、水銀灯などの電気使用。
4.工場の暖房用ボイラーの燃料
3.温室効果ガスの削減目標(目標年度: 2005年度、基準年度2000年度)
二酸化炭素排出量を 151tから 140tにする。( 7.5
%削減)
(内訳) 電気使用量 7
%削減
A重油、灯油、潤滑油使用量
10 %削減
ガソリン、軽油(自動車燃料)使用量 10
%削減
4.温室効果ガス削減に向けての主な対策
1. 冷暖房の温度設定の見直し。冷房28゚C
暖房22゚C
2. 冷暖房を作業終了の約1時間前に止め、余熱を利用。
3. 冷暖房設備の定期的な清掃(月1回、フィルター等)で目詰まり等に
よる電力のロスを防止。
4. 車両移動の合理化を図る。移動日程計画の合理化・最適化により移動距離の節約。
5. 停車中のアイドリング停止、停車中の暖気運転(車中の冷暖房)の禁止。
6. 移動方法として、できるだけ公共交通機関を利用し自家用車は避ける。
7. 不要電灯類の徹底したこまめな消灯、必要最低限のワット数に低減。
8. 社内設備(パソコン、電灯などの電気製品)の更新時に省エネ、低電力
型を採用。
9. ごみの分別化をできるだけ細分化し、燃やさないでリサイクル。
5.その他我が社の環境対策
当社では、事務所や工場など事業活動による温室効果ガスの削減は前記
した通りであるが、当社の製造する製品において地球温暖化防止に寄与する機械やプラントを、社会に送り出し温室効果ガス削減を目指す考えである。
当社の「残さ処理システム」は、食品残さを破砕・乾燥・炭化する事により炭酸ガス(CO2)を炭素として固定化できます。又、仕上がった炭は土
壌改良材などにして田畑に散布しリサイクル、残さ処理と同時に二酸化炭素の排出抑制が実現します。食品残渣を炭化する事により二酸化炭素を土壌に固定化し地球温暖化防止に貢献すると同時に、なによりも「土
から生まれたものを土へかえす」、この理想的な循環型農業のサイクルを作り出すことにより、食品残さ処理における数々の問題が解決できると考えています。
このように当社では、今後も地球温暖化防止に効果を発揮する製品を
開発・製造し、社会に貢献できる企業を目指します。
問い合わせ 明和工業株式会社 担当 総合企画グループ 中村
076−232−9874 FAX 076−261−7878